エチュード 今野敏

うっかりドラガリばかりやっている。

リセマラ リリィ、ケルベロス
ウェルカム エゼリット
プラチナ ナジャーフ

珍しく欲しいキャラゲットできてるけど(石油王はさておき)、今回のイベントに水も火もあまり役に立たなくてしんどい。
施設そだてまくってルーエンくんとドラフルおじさんが戦力3000超えてくれてなんとかチャレンジバトルはクリア。100秒以内はまだ達成できていないので今日中には…。
そろそろ総戦力が12000超えそうだけど、どうやったら真ミド行けるのだろう。


さておき、また今野敏作品からエチュード
散々読んだ中からは抜けていたらしく、初見だった。継続捜査ゼミの解説に、今野作品の女性の魅力がうんぬんのくだりでエチュードが紹介されていたので読んでみた。
相変わらず今野好み(勝手にそう思ってる)の、バリキャリ、男に媚びない、けど主人公だけは頼りにしてる、有能な美人という高ステータスな女心理捜査官。
おもしろいのが、主人公のベテラン刑事がメシに誘うかどうか迷って、結局行った先が蕎麦屋だったところ。主人公が何を頼んだか忘れたけど、女捜査官がざるを2枚頼むと「2枚頼むところが好ましい」と主人公の胸中を表現したところが、過去の記憶に引っかかった。

昔、打海文三のどの作品だか忘れたけど(確か探偵もの…時には懺悔を?)、その時は主人公とヒロインが蕎麦屋にいって、カツ丼を頼む主人公に対してヒロインはたぬきそばを頼んでいた。もっと高いものを頼めばいいのに!と苛立つ主人公に、ヒロインはたぬきそばの汁を差し出して「飲みます?」という。するとちょうど汁物が欲しかったところだ、と喜ぶ主人公。

ハードボイルドものの蕎麦屋にかける情熱は何年経っても理解が及ばない。まあハードボイルドな人生送ってないのでしようがないのかもしれないけれど。

エチュードに戻ると、結局事件解決したあとにもう1回主人公とヒロインで蕎麦屋に行ったのもほんと笑った。

事件はいつも通り読み応えのある、人間関係への深い造詣描写に優れた、素晴らしい作品でした。まる。まだ8年前の作品なのね。
ドラマ化もされてるとか、さすが今野作品。