去年の10冊

ariさんがやっていたのでパクリんこ。

・重力ピエロ 伊坂幸太郎
燃えよ剣 司馬遼太郎
終戦のローレライ 福井晴敏
・麦の海に沈む果実 恩田陸
・トリツカレ男 いしいしんじ
GOSICK Ⅳ 桜庭一樹
・月と六ペンス モーム
娼年 石田衣良


狂乱家族日記 日日日
・リスクテイカー 川端裕人


今年最も衝撃的な出会いは伊坂幸太郎だったので、重力ピエロを挙げてみた。
チルドレンとかオーデュボンとかのが面白かったような気もするけど、
出会いの一冊っていうのはやっぱり衝撃的なものでして。
同じ理由でトリツカレと麦の海はランクインしてるわけなんですよ。
が、終戦のローレライは別。別格。
福井作品で一番おもしろかった。
ラノベ日日日と桜庭ぐらいしか入っていないのは、
今年のラノベ作家が不作だったというのもあるけれど、
ラノベ特有の展開がボクの中で飽和状態で、
ラノベのシリーズ物よりも実力のある作家の色々な物語を読むほうが楽しくなってきたというのもあるのだろう。
以前だったら確実に読めなかった司馬とかモームとかが読めるようになったあたり、
読む力がついてきているのだな、と実感できる去年一年でした。
一人の作家につき一冊ということでユージニアとか麦ふみクーツェとかが選ばれなかったので、
下二つを選ぶことになりましてん。
西尾維新が選ばれなかったのは仕様です。
ま、でも、これからも買うけどね。ちぇっ。