GOSICK (4) ゴシック・愚者を代弁せよ (富士見ミステリー文庫)
GOSICK4 〜愚者を代弁せよ〜 桜庭一樹

お馴染みGOSICKシリーズ4冊目。
この本が出る前に急に思い立って砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けないを執筆したらしい。
たぶん、そこが桜庭一樹のターニングポイントだったのではないかと思う。
この4巻、今までのお話が嘘のようにおもしろかったのである。
正直なところ、今までは挿絵:7、内容:3ぐらいの心持で読んでいたのだけれども、
4巻ではその比率が逆転した。
しかも今までの話を伏線として上手に利用することにも成功している。
今までのシリーズを買ってきて良かったと思わせる出来だった。
これからの作品に目が離せない作家の一人になった。

たまには内容にも触れてみる。
ヴィクトリカが謎のマジシャンの挑発にのってがんばっちゃうお話。
ごめん、ネタバレと内容紹介の間をとろうとするとこんなんなっちゃった。
えへ。

そういえば今日13階段読み終わった。
おもしろかった。