・珠儒の言葉
・河童
羅生門
蜘蛛の糸 芥川龍之介
・坊ちゃん 夏目漱石
ネコソギラジカル(下) 西尾維新


国語の教科書以外で初めて芥川を読んでみたのだけれど、
これがおもしろいことおもしろいこと。
河童はほとんど錯乱したような話だったけれど、
それでも河童の世界の話はとても興味深かった。
一番好きな話はなんだろうなぁ、ちゅう(変換できない)盗と杜子春かな。
やっぱ親子愛とか兄弟愛とかに弱いですわ。
っつかどんなに金があっても3年で使い切る杜子春テラカコヨスwwwww
杜子春にくらべるとちゅう(なぜか変k)盗は無駄に長いかもしれない。
作者お気に入りじゃないしね。
まぁでも、芥川作品は良いよ。おもしろい。


坊ちゃんは小学生のときに一度読んだのだけれど全く内容覚えてなかったので再読。
確かにおもしろいんだろうけど、余計な話が多すぎじゃなかろうか。
ほとんど贅肉をそぎ落とした芥川作品ばかり読んでいたせいか、
妙に長ったらしく感じた。
こころのほうが面白い。


西尾作品はクビキリサイクルクビシメロマンチストサイコロジカル(上)(下)・ネコソギラジカル(下)だけでいんじゃね?じゃね?
最終巻までにさんざん期待させておいて、「あーあ」ってなる作品はたくさんあると思うけど、
最終巻までにうわぁ、これちょっと無理っつーか無茶っつーか無謀だろう…とほとんどあきらめていたのに、
こんだけ良い方向に期待を裏切ってくれる作品も珍しいと思った。
そこらへんは我らが西尾先生ですか。
西尾の作品の何がいけないかって、
期待されすぎちゃって並の作品では毛ほども満足できないことだと思う。
それぐらいツボにハマった時がおもしろいんだ。
この流れで行くと不気味で素朴な囲われた世界はハズレなんだろうなぁwwwっうぇwww