・重力ピエロ 伊坂幸太郎
・チョコレートゲーム 岡嶋二人
・ダレカガナカニイル・・・ 井上夢人
・伝説の勇者の伝説11 鏡貴也


重力ピエロは文庫を買いました。
愛読書というのは何度も読み返す本のことを言うのだというのは死っていたけれど、
この本とクビシメロマンチスト銀河英雄伝説はまさにボクにとっての愛読書だと思われます。
といっても3回程度しか読み返していませんが。
父も母も春もカッコいいのに、泉水だけはカッコ悪いというこの不思議。
いやそこまでカッコ悪いわけではないけど、そこまでカッコよくもない。
むしろ泉水のが腹違いなんじゃ・・・!と言ったらあるあるあるとか133に言われた。ねーよ。


岡嶋二人は競馬が好きらしい。
それにしてもこの二人、ノリノリデアル。
おもしろいおもしろかったぁよぉぉぉ。
途中まで展開がすげぇ赤い指(東野最新作)と一緒でびっくりした。
思春期のイカれたマイサンがキリングマシーンかよファッキン!みたいな展開なんですよ。
そっから先の展開の仕方が完全に二人は神。
東野はもっとどうにかできたはず。うん。
チョコレートゲーム、オススメデアル。


そして二人が解散したあとピンでやることになった夢人。
タイトルのセンスの無さはコンビが解散したことによるものなのか。
片割れの方が女性的センスに長けていたんじゃないかと思うのだよなー。
話の展開的にはムトの方が好きなんだけど、心理描写とかセンスは相方さんのがうまいと思う。
しかしまぁそれを補ってあまりあるおもしろい話でした。
一気に引き込むのは二人時代からも証明されてますからね。うめぇぇ。
脳内人間かわぇぇぇぇぇぇ。


伝勇伝。1「絶対に人にはオススメしないけど自分的にはこれかなり好きなんだよ、絶対にオススメできないけど…」的存在ナンバー1の座をここ数年ボクの中で揺らぐことなくキープしているこのシリーズ。
ついにやってきました第一部完!
長かった!実に長かった!
毎回毎回毎回毎回だんごだんご昼寝昼寝どつきどつき徹夜徹夜だんごだんごだんごだんごの定番ドツキ漫才コーナーを必死で読み飛ばしながらシリアスを読み進んでいくこの大変さったら!
もしもライナが昼寝好きじゃなくてフェリスがだんご好きじゃなかったら5冊くらいでこの話まとめられる気がしないでもないけど…
まぁしかし今回も個人的には恐ろしくシリアスパートが良かったですよ。
ギャグパートとシリアスパートの落差は本当にひぐらし級のものがありますわ、この人。
おかげでバイト先で読んでたのにちょっとうるんでしまいまして…はふぅ。
しかし…なんというかこのシリーズ、もうちょっとキャラ少なくしてギャグ少なくして焼き直せないもんかなぁ…。
言っても仕方ないけどさ。



どうでもいいんですがこの前ノリパスタの人と本屋に行った時に、
ピーターパンエンドロールの横にあった「ラング・ド・シャ」みたいなタイトルの本が気になって気になって仕方ないのです。
タイトルは実は全然違うっぽいのですが、(シャラ・グ・ドゥバみたいな…?)
いくらググっても出てこないし。
新風舎じゃなかったっけかなぁ…。
でも当店オススメになってたから、そこまで無名ってわけでもないんだけどなぁ。
ああ、本との一期一会は大事にしておかなくてはいけないのにぃぃぃぃぃ!
あとバッカーノ新刊と甲田学人のグリムうんちゃらが気になります。
竜んちに3日くらいラノベだけ読み漁りに行こうかな。
はっ、積み本リストの一番上でマリミテが待っている!?
それではおやすみなさい。