アキハバラ@DEEP 石田衣良
狼と香辛料Ⅳ 支倉凍砂


オタクの中にも全うなオタクだっているんだよ、っていうのを言い訳がましくなくうまいこと描いたのがアキハバラ@DEEPの良いところだと思う。
仲間と出会っていく展開とか新しい事業に手を出していく過程とかすごい好きだったけど、
ラストの持って行き方があまり好きではなかったかも。
地味でもいいから、じわじわ頑張る話にしてほしかった。
むしろオタクには地味な方が似合う気がする。
アーミー美少女とともにものすげぇ頑張るオタクっていうのは、簡単すぎるんじゃないかなぁ。


加速度的にホロがかわいくなっていく狼と香辛料
嬉しくなるとわっさわっさと揺れるしっぽ。
賢狼ホロなどと言われているのに、おいしい食べ物を見るとわっさわっさと揺れるしっぽ。
しっぽおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!
しかし肝心の見せ場の方なんですが、3巻あたりから微妙に自己満足の感が強くなってきたような。
前の掛売りの話も今回の奇跡の話も、主人公サイドだけから見ているからなのかいまいちわかりづらい上に、盛り上がりにくい。
ホロはもう大好きで大好きでしょうがないんだけど、この作家の為には一回このシリーズからはなれてみるのもいいんじゃないかなーとも思う。
でもそうするとホロがわっさわっさわっさわっさはふー。
わっさわっさ。



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