童話物語〈上〉大きなお話の始まり (幻冬舎文庫)
童話物語(上)〜大きなお話の始まり〜  向山貴彦(著)宮山香里 (絵)


正統派ファンタジー小説の上巻。
日曜7時からやっていた世界名作劇場をそのまま本にしたようなお話。
設定がめちゃくちゃ細かい上に世界観がものすごくしっかりしている。
久しぶりに胸がわくわくするくらいに設定資料集を読み耽った。
銀河英雄伝説を読んだ時にも思ったけれど、
何万人もの読者の心の中に作者が考えたのと同じ世界を作り上げることができた作品は、
もはやその作者の手を離れて読者全員のもの(世界)になるんじゃないだろうか。


頑張って一日一冊…いつまで続くかなぁ。